一の関駅
バスに乗っている。川崎市バスである。
車内前方にテレビ画面があり、
走る車体を上から撮った映像がリアルタイムで流されている。
「ドローンで撮っているのかねえ」と親子連れが話している。
それにしても凄いスピードである。
ところどころ廃線跡のようになっている迷路のような細道を、
全速力で走り抜けて行く。
どにようなシステムになっているのだろうか。
ドローンは正確に追随して映像を送り続ける。
草生した鉄道線路が現れたので下車してみる。
複線の線路を平面クロスして単線の線路が工場に引き込まれている。
車両の修理工場らしい。
別の線路を「サロンエクスプレス東京」が通り過ぎる。
慌ててデジカメを取り出して写真を撮る。
もう廃車解体された筈の客車である。
これは貴重な写真が撮れた。
複線の線路に電車が来た。
相模鉄道の電車だ。
川崎市バスなのに相鉄ゾーンまで来てしまうとは。
小さな川を橋で越えたところが駅らしい。
「大和川橋」という駅名が頭に浮かぶが自信が無い。
橋を渡ろうとしたら
向こうから橋の幅いっぱいのバスが近付く。
これはバスが通過してからでないと渡れないなあ。
バスの行先表示は「一の関駅」となっている。
岩手県の「いちのせき」は「一関」だが
ここは「一の関」なんだなあぁ。。
起きてから調べると、
「一の関駅」は無論無いけれど
相鉄大和駅の近くに「一の関」というバス停があった。
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